英中銀ことイングランド銀行が、2009年10月8日、金融政策委員会を開催し、政策金利を現行の0・5%に据え置くことを発表しましたね。過去最低水準の金利が長期、続いています。
同時に国債買取りにより、金融市場に資金供給を行う量的緩和についても1750億ポンドを限度とする計画を維持すると発表したり、BCC(イギリス版商工会議所)が資産買い取りプログラムの規模を最大2000億ポンドまで拡大することが必要と説くなど、まだまだ景気後退から抜け出せない印象が強くポンドの低迷を招いていました。
デービッド・フロストBCC事務局長によれば、その主旨は、イギリス経済はまだまだ助成される必要があり、量的緩和の面においても、少々の拡大が必要との事でした。
ところが、イングランド銀行MPC(=金融政策委員会)のポール・フィッシャー委員が、こういった量的緩和策について中止する公算が大きいと述べたとフィナンシャル・タイムズ紙が報道すると状況は一転します。
これはあくまで、完全中止ではなく、一時的な中止措置によって、将来的の選択肢を残すことに目的があるようですが、イングランド銀行の見解では、消費者信頼感の改善や資産価格の上昇により、そろそろ底打ちとの期待もあるのではないでしょうか?
この「サプライズ」を受けて、ポンドは前日比で4円ほど上昇しましたが、世界的なデフレの懸念が続く中、好調を維持できるのか、どこかで息切れするのか・・・まだまだ余談を許さないところです。
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