公開市場操作・・・そもそも金融政策には、金利政策、公開市場操作、支払準備率操作と、三つの代表的な手段がありますが、今回はその中でも公開市場操作について述べてみたいと思います。
公開市場操作とは、「オープン・マーケット・オペレーション」とも言いますが、各国の中央銀行が、金融政策の方針に沿った形で、民間金融機関を相手方に国債や手形を売買することで、市中の資金を供給量の調節するために行う操作の事を言います。
現状のように、世界的な金融恐慌から不景気が大きく発展しそうな場合は、市中の資金を増加させないといけないため、中央銀行は、民間金融機関から有価証券、国債、手形などを購入します。この購入するという行為によって、売り方の民間金融機関は資金を得ることが出来、それにより、資金が市中に流通していくというわけです。そして、この操作を事を別名で「買いオペレーション」と呼びます。
一方で、景気がよくなり、さらに過熱を始め、バブルのようにモノの価格が急激に高騰し、インフレを招きそうな場合、中央銀行は民間金融機関にみずから持っている有価証券や国債、手形等の売却を開始します。すると買い方の民間金融機関の資金は先細り、結果として市中に流通している資金を中央銀行が吸い上げる形となります。こちらの操作については「売りオペレーション」とも呼ばれます。
公開市場操作については、日銀など中央銀行が、自ら民間金融機関と直接的にやり取りを行う取引の形を採るため、日銀などがその時々の経済情勢についてどのように考えているかが、見えやすいという特徴を持っているので、そういった情報をできるだけ有効に活用していくと良いでしょう。
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