篠原レシオは、強弱レシオとも言いますが、篠原正治氏によって開発されたオシレーター系のテクニカル分析手法であり、1日の価格の値幅から、相場のエネルギーの強弱と人気度を読み、その水準を判断する手法です。
篠原レシオでは、相場における「エネルギーと人気を数値化」するという点が独創的であり、他のオシレーター系指数と一線を画しています。篠原レシオにおいては、Aレシオ、Bレシオ、Cレシオの3つのレシオを使用します。Aレシオは相場におけるエネルギーの過熱度合、Bレシオは相場における人気の度合、CレシオはAレシオとBレシオを補完するという役割を持っています。
各レシオは以下の計算式によって算出されますが、計算そのものはとても簡単ですので、エクセル等を用いればすぐに算出できるでしょう。
・Aレシオ=
26日間(当日の高値−当日の始値)計÷26日間(当日の始値−当日の安値)計
・Bレシオ=
26日間(当日の高値−前日の終値)計÷26日間(前日の終値−当日の安値)計
Aレシオは、相場エネルギーの過熱度合を表しますが、高ければ相場エネルギーが強く、低ければ弱いとされています。そして、Aレシオは相場への先行性があるとも言われています。Bレシオは、人気度合を示し、高ければ人気も高く、低ければ人気がないといわれています。
篠原レシオの売買サインとしては、「100%近辺でBレシオがAレシオを下から上に抜いたときは買いサイン」「Aレシオ、Bレシオとも高い位置から急落し、ともに70%を下回ったときは押し目買い」などと言われていますが、これについては、他のテクニカル分析と同様、絶対的なものではなく、妄信は禁物と思われます。
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