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 「サブプライム後の新資産運用」の内容とは「バブルはそう遠くない将来に弾け、さらに、少子高齢化、増税、低賃金、原油・食料価格の高騰など国家破産の危機を迎える日本で何をするべきなのか。ひとつ、言えることはサブプライム問題をきっかけに世界的に投資環境が大きく変わったということで、これまでは世界経済はアメリカの住宅バブルによる過剰消費によって支えられていたが、今まで常識とされていたセオリーはもはや通用せず、サブプライムローン問題の表面化をきっかけに世界恐慌になる可能性は十分にありえること。その上で、誰にでもできるシンプルな投資法を提唱したい。」との事です。



サブプライム後の新資産運用
10年後に幸せになる新金融リテラシーの実践 著者:中原圭介 出版社:フォレスト出版サイズ:単行本ページ数:269p 発行年月:2008年07月 この著者の新着メールを登録する少子高齢化、増税、低賃金、食糧価格の高騰…...>>もっと詳しく見る


 総じて「サブプライム後の新資産運用」は素晴らしい本だと思います。というのも、これまでは個人資産運用において一部の人が熱心に説いてきた「長期」・「分散」という二つのキーワードに対して警鐘を鳴らし、今後の資産運用のあり方を、モデルポートフォリオを提示しながら解き明かしてくれているからです。また資産運用についての心構えについてもとても大切なことが書かれています。


 著者の中原圭介氏の良い点は文章が具体的であることでしょう。特に、具体的にトレンド把握の方法を、従来の「外国人動向」に加え「経済指標」も交え、説明してくれる点は非常にわかりやすく参考になります。また投資リスクと言うと、個々の投資家レベルのリスクばかりに目が行きがちですが、実際には、日本の財政破綻や大地震による日本経済の壊滅といった国家レベルのリスクも考えておくべきだと中原圭介氏は挙げています。


 現状の個人投資家の多くは、「日本株は危険ではないか? FXは大丈夫か?」など、サブプライムローン問題によって生じた損失のことばかりに目を奪われていますが、具体的にどのような打ち手があるのかはわからない状況に陥っていると思います。要は「お金を殖やすこと」が目的化してしまい「お金の奴隷」になっているため、本来の目的である「豊かで明るい幸せな人生」が置き去りになっているのです。資産を運用するために、ほとんどの時間を費やしたり、極度なストレスを抱えてたりでは、本末転倒というものでしょう。


 中原圭介氏はこれまでもブログにおいて、切れ味のある市場の見通しを行い、的確な売り場と買い場を知らせ、多くの個人投資家に恩恵をもたらしてくれた人です。加えて、「サブプライム後の新資産運用」では、一般のサラリーマンや投資初心者を前提に、非常にわかりやすく書かれており、国際分散投資・長期資産運用の弱点を正確に指摘し、それに代わる実にシンプルな運用法を 教えてくれています。内容的にも、今後ますます加速すると思われる少子高齢化、増税・低賃金・食料価格高騰の状況下、 歴史・哲学・心理学を駆使した広い視野に立っているため、説得力がある本と感じました。とにかく「サブプライム後の新資産運用」は、最初から最後まで濃い内容で、一切の手抜きがない点も好感が持て、幸せな人生をおくるためのバイブルにもなりうるため、是非ご一読をおススメします。



サブプライム後の新資産運用
10年後に幸せになる新金融リテラシーの実践 著者:中原圭介 出版社:フォレスト出版サイズ:単行本ページ数:269p 発行年月:2008年07月 この著者の新着メールを登録する少子高齢化、増税、低賃金、食糧価格の高騰…...>>もっと詳しく見る

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