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THBとはタイバーツ(Thai Baht)のISO4217上の表記でタイの通貨となります。



 タイは、東南アジアにある「王国」で東にカンボジア、北にラオス、西にミャンマーとアンダマン海があり、南はタイランド湾およびマレーシアと国境を接しています。タイの国土はインドシナ半島の中央部とマレー半島の北部にあり、国土面積は514,000km2で世界でも49位の広さとなっています。




 タイの人口は、約6500万人でこちらは世界第19位になっています。またGDPは4,757億ドルとこちらも世界第19位となりますが、1人当りGDPは7,400ドルであり、未だそれほど高いレベルでは、ありません。




 通貨単位である「バーツ」は、そもそもタイ語の単語であり、サンスクリットもしくはパーリ語の「パトラ」ないし「パッタ」に由来すると言われています。バーツはタイ王国の通貨であり、補助通貨はサタンですが、1バーツ=100サタンとなります。バーツの発行はタイ国立銀行が行っています。バーツはタイで流通する他にも、自国通貨に対する国民の信頼性が低いラオス、カンボジア等でも非公式ながら、広く流通しているのが現状です。バーツの紙幣は10、20、50、100、500、1,000バーツが発行されています。また硬貨には25サタン、50サタン、1バーツ、2バーツ、5バーツ、10バーツがあります。ヨーロッパでは、2ユーロ硬貨とよく似た10バーツ硬貨が多く持ち込まれており、貨幣価値は10倍近い差があるため、大きな問題となっています。


 タイにおいて観光業は、大きな外貨獲得手段の一つとなっていますが、同時にタイ経済の安定や外国企業の積極的な進出を背景にした80年代以降の高度経済成長はすさまじく、1985年から1995年にかけて、タイ経済は年間で平均9%の経済成長率を記録しましたが、その後、1997年のアジア通貨危機によって経済は停滞しました。1998年にはなんと1ドル56バーツまで下がり、経済規模は10%以上も悪化したのですが、その際、タイは固定相場制を廃止しました。その後、タイは海外輸出を積極的に行い、その結果、1999年に経済成長率は再び4%台を記録し、2003年には、さらに6%台の成長率を記録し、タイは好景気に逆転したという訳です。このようなタイの経済は地元資本企業が中心となりますが、タイ国際航空やバンコク・エアウェイズ、シンハ・ビールで有名なブンロート・ブリュワリーや、ビア・チャーンで有名なタイ・ブリュワリーなどがあります。しかし外資系でも、ホンダやトヨタ、いすゞなどの自動車関連企業の多くが進出している他、家電メーカーなども多く進出し、国内市場への供給を行っており、関税特典があるASEAN諸国内への輸出拠点として活用されています。


 そんなタイバーツの通貨レートですが、対ドルでは2007年度平均は、1THB当り0.031ドル程度で推移しています。またクロス円にて円に換算すると、同じく2007年度平均で1THB当り3.65円程度、2008年度は1THB当り3.29円程度、で推移しているようです。


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