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オイルシェールとは、英語の「oil shale」を訳したもので、

「油母頁岩(ゆぼけつがん)」または「油頁岩(ゆけつがん)」とも呼びます。




投機マネーの流入によって、石油価格高騰の歯止めが効かず、漁船から

ガソリンが盗まれるなど石油価格の値上がりが国民生活にも深刻な影響

を与えていますが、このオイルシェールは、石油枯渇

に対する切り札のひとつとも言われています。




というのも、オイルシェールの「シェール(頁岩)」には、

炭化水素分を多く含まれているため、化学処理して液状炭化水素に変え、

セ氏500度程度で熱分解すれば、原油を抽出することができるからです。




しかし、その抽出過程など生産コストが高いため、これまで

オイルシェールの石油化はあくまで実験レベルでしたが、

石油が値上がりし、石油が取れる地域が限定されている現在、

代替エネルギー源として注目されてきたという訳です。




さらにオイルシェールは日本でも新潟県などにも散見され、

世界全体の推定埋蔵量は3兆億バレルを超えると推計されています。




代表的なオイルシェールはアメリカ、ブラジル、ロシア、

オーストラリアなどです。




上記の内、アメリカは現在、原油輸入国ですが、オイルシェール

関しては全世界の埋蔵量の内、約7割がアメリカにあるといわれており、

オイルシェールが大きく広がると、原油輸出国に

変わっていくかもしれません。





オイルシェールにより、アメリカもはれて資源国家

になるのでしょうか。





もっとも、オイルシェールの採掘と処理は、廃棄物処理、水質汚染、

大気汚染などの環境問題を引き起こす可能性もあり、本格的な実用化には今暫くの

時間がかかりそうです。



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