キャリーオーバー方式・・・前回のブログではロールオーバー方式について、説明しましたが、今回はキャリーオーバー方式についてご説明します。
インターバンク市場の為替の取引には、現在の為替レートで取引を行うスポット取引と、将来の(予測される)為替レートで取引を行うフォワード取引(先物取引)の2つがあります。
そして、上記のフォワード取引(先物取引)ですが、将来の任意に決めた日を決済日とする取引のことを言います。
例えば、日本でも最近は金券ショップなどで、外国通貨の両替まで行うところが増えてきました。これは厳密にはインターバンク市場のスポット取引とは異なりますが、要は、1万ドルを見せ側に渡して、その店のその時点の為替レートが1ドル103円であれば、103万円を得るのですから、その瞬間に取引はおしまい・・・要はスポット取引の1種となります。
これに対して、フォワード取引(先物取引)では、例えば1年後を任意の決済日とした場合、1年後の価格を現在価値に割り引いた価格での取引となります。
要は、フォワード取引(先物取引)とは、従来、商社などが将来のリスクをヘッジするために使われてきた手法なのです。
そして、上記の任意に決めた決済日のことを限月といいますが、これは商品取引と同じく、その日が訪れれば、強制的に決済を行わなければならない期日となります。
そこで、キャリーオーバー方式の出番となるのですが、スポット取引におけるロールオーバー方式のように、フォワード取引(先物取引)においても、決済日を自動的に延長できる方式があり、この方式のことをキャリーオーバー方式と呼ぶわけです。
キャリーオーバー方式とロールオーバー方式は、実質的にはほとんど似た形式のものですが、FX会社などで行う事務的な手続きが多少異なるようです。
まあ、あまり両社の細かい差異にこだわる必要はありませんが、
・ロールオーバー方式:スポット取引(近物取引)
という関係に対して、
・キャリーオーバー方式:フォワード取引(先物取引)
という関係になっている点だけ押さえておけばよいでしょう。
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インターバンク市場の為替の取引には、現在の為替レートで取引を行うスポット取引と、将来の(予測される)為替レートで取引を行うフォワード取引(先物取引)の2つがあります。
そして、上記のフォワード取引(先物取引)ですが、将来の任意に決めた日を決済日とする取引のことを言います。
例えば、日本でも最近は金券ショップなどで、外国通貨の両替まで行うところが増えてきました。これは厳密にはインターバンク市場のスポット取引とは異なりますが、要は、1万ドルを見せ側に渡して、その店のその時点の為替レートが1ドル103円であれば、103万円を得るのですから、その瞬間に取引はおしまい・・・要はスポット取引の1種となります。
これに対して、フォワード取引(先物取引)では、例えば1年後を任意の決済日とした場合、1年後の価格を現在価値に割り引いた価格での取引となります。
要は、フォワード取引(先物取引)とは、従来、商社などが将来のリスクをヘッジするために使われてきた手法なのです。
そして、上記の任意に決めた決済日のことを限月といいますが、これは商品取引と同じく、その日が訪れれば、強制的に決済を行わなければならない期日となります。
そこで、キャリーオーバー方式の出番となるのですが、スポット取引におけるロールオーバー方式のように、フォワード取引(先物取引)においても、決済日を自動的に延長できる方式があり、この方式のことをキャリーオーバー方式と呼ぶわけです。
キャリーオーバー方式とロールオーバー方式は、実質的にはほとんど似た形式のものですが、FX会社などで行う事務的な手続きが多少異なるようです。
まあ、あまり両社の細かい差異にこだわる必要はありませんが、
・ロールオーバー方式:スポット取引(近物取引)
という関係に対して、
・キャリーオーバー方式:フォワード取引(先物取引)
という関係になっている点だけ押さえておけばよいでしょう。
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