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相変わらず、ドルが弱々しい動きをしていますが、これはアメリカの不動産市場発の個別会社の危機がひいてはアメリカの金融システム全体に重大な影響を及ぼすというシステミックリスクによるところが大きいと考えられています。
それでは、このシステミックリスクとは何なのでしょうか?
システミックリスク自体のそもそも事の発端は、3/6のバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長に続き、3/15には、スティール米財務次官までもが、米下院の金融委員会にて、ファニーメイ(連邦住宅抵当公社)、フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)の2社の経営について「アメリカの金融システム、ひいては世界経済に危機を及ぼす可能性がある」と証言したことです。。。
ファニーメイ(連邦住宅抵当公社)、フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)両社合計でおよそ160兆円に上る資産規模があり、その資産の中には、フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)のサブプライムローンだけでも、20兆円の残高があるといいます。ファニーメイ(連邦住宅抵当公社)も恐らく同程度の残高を持っていることと思います。
サブプライムローンとは、過去にローンの延滞履歴がある人などを対象とした住宅ローンで、通常の住宅ローンより0.1%から0.6%程度金利が高いと言われています。
過去にローンの延滞履歴???
もっとも貸付をしてはいけない相手だと思いますが、アメリカでは住宅ローン貸付の過当競争により、借りる側の支払能力の審査すらしていないサブプライムローンのようなずさんな管理によるローン残高が半分程度あるといわれています。
サブプライムローンは、要は、納税証明書や保険証書など借りる側の与信能力を示す文書すら入手しないまま貸し付けるという非常にずさんな審査が横行しているという訳です。
さすがにここままではヤバイと思ったのか、ファニーメイ(連邦住宅抵当公社)、フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)両社とも、審査基準を厳しくする意向を表明すると思います。
当然、他の金融機関は新規融資を手控えるようになってくるでしょう。すると融資がつかないから、住宅の買い手が不在となり、住宅販売が落ち込みます。住宅販売が落ち込むと、住宅市場そのものが下落し、住宅所有者の心理を冷えこませ、財務状況まで悪化させます。特に与信能力の低い借り手については、ローンそのものが不良債権化するという悪循環を生みます。
金融機関の中にも倒産するところが出てくるでしょう。
さらに消費心理自体が冷え込むと、住宅市場以外の消費に対しても支出を手控え始め、アメリカ自体の消費に悪影響が及ぶようになり、一般企業すらも業績不振を余儀なくされる・・・・
このような状況をシステミックリスクと呼んでいるのではないかと思われます。
まさに、日本のバブル崩壊を彷彿とさせますが、ここでのポイントは2つあると思います。
第一に住宅ローン残高に対して、貸倒引当金をどのくらい積んでいるのか?
ここでのカバー率がある程度あれば決定的なカタストロフィーには至らないと思います。
第二に、住宅市場の下落が、アメリカの低所得者層ではない、いわゆる富裕層に与える影響です。
要はアメリカ経済全体に対する影響が限定的であれば、サブプライムローンの焦げ付きによる最悪の事態は免れると思います。
まあ、いずれにせよ、このまま無風で終わることはないと思いますが・・・
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前回までの内容では、これまで私が実践で本当に使えると思った指標は、移動平均とMACDと申し上げていました。しかし、どの瞬間で買ったらいいのか、また売ったらいいのか売買タイミングの精度を上げ、勝率を上げるために補助的に使っている指標があります。












